固定IPアドレスの設定
解説
(「Raspberry Pi 2」を使用した、古い情報です。
新しい情報は、「ホーム > フィジカルコンピューティング > Raspberry Pi 3」にまとめています。)
Raspbian のIPアドレス設定は、デフォルトでは、DHCPとなっており、IPアドレスは自動で割り当てられます。
IPアドレスの自動割り当ては、外部からの接続に対して都合が悪いので、固定IPアドレスを割り当てます。
Raspbian 付属の、nano というエディタで設定ファイルを編集します。
interfaces設定ファイルの編集
interfaces設定ファイルの編集をします。
※IPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイは、LAN環境に合わせて設定する必要があります。
とコマンドを入力、実行し、設定ファイルを開きます。
「auto eth0」
「allow-hotplug eth0」
「iface eth0 inet manual」
という3行を探します。
「iface eth0 inet manual」
「auto eth0」
「allow-hotplug eth0」
「iface eth0 inet manual」
の行頭に「#」を挿入し、3行をコメントアウトします。
コメントアウトした「iface eth0 inet manual」行の下に、「iface」行、「address」行、「netmask」行、「gateway」行を追記します。
たとえば、
のように編集します。
編集し終えたら、
Ctrl + O
で上書き保存し、
Ctrl + X
で nano を終了します。
設定変更の適用
編集した設定ファイルの設定を適用します。
とコマンドを入力、実行すると、編集した設定ファイルの設定が適用されます。
設定変更の適用の確認
パソコンのコマンドプロンプトからpingを実行し、データが届けば、設定変更は正しく適用されています。
たとえば、
を実行し、データが届けば、設定変更は正しく適用されています。
関連ページ
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