WEBカメラで動画ストリーミング
解説
Raspberry Pi と、WEBカメラ をがあれば、簡単に動画ストリーミングを行うことができます。
動画ストリーミングソフトウェアとしては、MJPG-streamerを使用します。
WEBカメラ
動画ストリーミングを行うには、WEBカメラが必要です。適当なWEBカメラを用意します。
部品名 | 数量 | 商品名 | 参考価格 |
---|---|---|---|
WEBカメラ | 1 | LOGICOOL C270 | 1,445円 |
動画ストリーミングソフトウェアのインストール
動画ストリーミングソフトウェアとしては、MJPG-streamerを使用します。MJPG-streamerのインストールを行います。
ソフトウェアをインターネット経由で取得するので、Raspberry Pi は、インターネットに接続している必要があります。
まず、最新のパッケージリストを取得します。
以下のコマンドを実行します。
続いて、MJPG-streamer に必要なパッケージである、subversion、libjpeg-dev、imagemagick、をインストールします。
以下のコマンドを実行します。
MJPE-streamerのソースファイルの取得とコンパイルを行います。
以下のコマンドを実行します。
動画ストリーミングソフトウェアの起動
WEBカメラを、Raspberry Pi に接続します。
以下のコマンドを実行し、MJPG-streamer を起動します。
パラメーターは必要に応じて変更します。
-f : frame rate : ストリーム動画のフレームレート(1秒あたりのフレーム数)を指定します。(例:-f 10)
-r : resolution : ストリーム動画の解像度を指定します。(例: -r 320x240)
※Raspberry Pi の次回以降の起動後は、mjpg-streamerフォルダに移動後にコマンドを実行します。
動作確認
Webブラウザを起動し、Raspberry Pi のポート8080にアクセスすると、以下のようなページが表示されます。
上記、表示ページの左側の「Stream」を選択すると、ストリーム動画が表示されます。
stream_simple.htmlにアクセスすると、ストリーム動画だけのページが表示されます。
stream_simple.htmlは、「/home/pi/mjpg-streamer/www」フォルダにあるファイルで、ソースは以下のようになっています。
動画ストリーミングソフトウェアの終了
Ctrl + C
で動画ストリーミングソフトウェアを終了します。