07.描画速度の計測
06.で作成したモデルビューワに、描画速度をステータスバーに表示する機能を付加します。
プロジェクトを開く
06.で作成したモデルビューワプロジェクトを開きます。
描画速度をステータスバーに表示する処理の追加
COpenGLPickView::RenderScene関数 のRenderObjects関数の前後に、描画速度を計る処理および、ステータスバーに計測結果を表示する処理、を追加します。
OpenGLPickView.cpp に
#include <mmsystem.h>
#pragma comment( lib, "winmm.lib" )
を追加します。
OpenGLPickView.cpp の COpenGLPickView::RenderScene関数 の内容を以下のようにします。
ビルドし、エラー、警告がないことを確認します。
実行
実行し、アスキー形式STLファイルからモデルデータを読み込み、回転等の再描画が発生する操作を行なった際に、描画速度がステータスバーに表示されることを確認します。
描画速度はステータスバーに表示されます。
- fps
- frame per second : 1秒間に描画できる回数を表します。数値が大きいほど、描画速度は速いことになります。
- spf
- second per frame : 1回の描画に要する時間を表します。数値が小さいほど、描画速度は速いことになります。
ダウンロード
実行形式ファイルダウンロード (ModelViewerOpenGLMFC2005_07_exe.lzh)
ソースファイルダウンロード (ModelViewerOpenGLMFC2005_07_src.lzh)