03.モデルOpenGLレンダラクラスを作る



モデル描画に関する処理を担うモデルOpenGLレンダラクラスを、トラックOpenGLレンダラクラスの派生クラスとして作成します。

解説

OpenGL ES のポリゴン描画にとって効率のよいデータ構造を用意し、このデータ構造のデータを作成し、ポリゴン描画をします。

実装

プロジェクトを開く

02.で作成したモデルビューアプロジェクトを開きます。

モデルデータ構造クラスの作成

モデルデータの構造を定義するモデルデータ構造クラスを作成します。

「Project」ペインの「app > java > ドメイン.modelviewertutorial」を右クリックします。
右クリックメニュー「New > Java Class」を選択します。


Nameに、「Model」、
を入力し、「OK」ボタンを押します。

Modelクラスの中身を以下のようにします。



「Cannot resolve symbol」エラーは、「Alt + Enter」で、必要なクラスをimportします。

モデルOpenGLレンダラクラスの作成

モデル描画に関する処理を担うトラックOpenGLレンダラクラスを、トラックOpenGLレンダラクラスの派生クラスとして作成します。

「Project」ペインの「app > java > ドメイン.modelviewertutorial」を右クリックします。
右クリックメニュー「New > Java Class」を選択します。


Nameに、「OpenGLModelRenderer」、
Superclassに、「ドメイン.modelviewertutorial.OpenGLTrackRenderer」、
を入力し、「OK」ボタンを押します。

モデルOpenGLレンダラクラスの変更

モデルOpenGLレンダラクラスを変更します。

・メンバー変数、アクセサを追加します。
・シーン描画関数をオーバーライド関数として追加します。
・モデル描画関数を追加します。



「Cannot resolve symbol」エラーは、「Alt + Enter」で、必要なクラスをimportします。

モデルビューアビュークラスの変更

モデルOpenGLレンダラクラスの作成にあわせて、モデルビューアビュークラスを変更します。

・m_rendererメンバー変数を、OpenGLModelRenderer型に変更します。
・m_rendererメンバー変数の生成を、OpenGLModelRendererオブジェクト生成に変更します。
・コンストラクタの末尾に、モデル作成処理と作成したモデルのセット処理を追加します。
・モデル作成関数を追加します。



「Cannot resolve symbol」エラーは、「Alt + Enter」で、必要なクラスをimportします。
リビルドし、エラー、警告がないことを確認します。

実行

Android端末にて、動作確認。

正六面体が表示されます。

ダウンロード

サンプルプロジェクト
github.com上のダウンロードページ

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