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実行ファイルと同じディレクトリにあり、実行ファイルと同じ名前で拡張子が「mtl」のファイルはマテリアル定義ファイルです。
マテリアル定義ファイルにより以下のことが行われます。
マテリアル定義ファイルのファイルフォーマットは、OBJファイルのマテリアル定義ファイルであるMTLファイルフォーマットに従っています。
- オブジェクトの面の色を指定するダイアログの物質的面の色を指定する画面の物質ライブラリボタンを押すとマテリアル定義ファイルで定義されたマテリアル名の一覧が表示され、選択したマテリアル名の物質的面の色の設定が呼び出されます。
- ファイルを読み込んだときに、物質的面の色の情報のないオブジェクトは、マテリアル定義ファイルで定義された物質的面の設定の一覧から順に、物質的面の設定が適用されます。
#emerald #エメラルド newmtl エメラルド Ka 0.0215 0.1745 0.0215 Kd 0.07568 0.61424 0.07568 Ks 0.633 0.727811 0.633 Ns 600
- 「#」キーワード行
- コメント行です。
- 「newmtl」キーワード行
- マテリアル名を指定します。
オブジェクトの面の色を指定するダイアログの物質的面の色を指定する画面の物質ライブラリボタンを押したときのマテリアル名の一覧の表示に使用されます。- 「Ka」キーワード行
- 物質的面の色のambient(環境光)の設定を指定します。
(3つの 0.0 から 1.0 までの数値で指定します。)- 「Kd」キーワード行
- 物質的面の色のdiffuse(拡散光)の設定を指定します。
(3つの 0.0 から 1.0 までの数値で指定します。)- 「Ks」キーワード行
- 物質的面の色のspecular(鏡面光)の設定を指定します。
(3つの 0.0 から 1.0 までの数値で指定します。)- 「Ns」キーワード行
- 物質的面の色のshininess(鏡面率)の設定を指定します。
(0.0 から 1000.0 までの数値で指定します。)
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