ハードウェアのセットアップ

解説

必要なもの、必要な配線、についてまとめます。

必要なもの

最低限の接続で必要なもの

部品名 数量 商品名 参考価格
ATmega328 1 ATmega328P-PU 250円
10kΩ抵抗器 1 カーボン抵抗(炭素皮膜抵抗) 1/6W 10kΩ 100本100円
発振子 1 クリスタル(水晶発振子)8MHz もしくは 16MHz 30円
22pFコンデンサ 2 積層セラミックコンデンサ22pF50V5mm 10個100円
ブレッドボード 1 EIC-801 250円
ジャンパーワイヤ 適量 ジャンパーコード(オス-オス)セット 100mm49個
150mm8個
200mm4個
250mm4個
のセット200円

Arduinoピンマッピング

参考)ATmega168/328-Arduino Pin Mapping

Atmega328
Arduinoピンマッピング ピン番号 ピン番号 Arduinoピンマッピング
reset 1 28 analog input 5
digital pin 0 (RX) 2 27 analog input 4
digital pin 1 (TX) 3 26 analog input 3
digital pin 2 4 25 analog input 2
digital pin 3 (PWM) 5 24 analog input 1
digital pin 4 6 23 analog input 0
VCC 7 22 GND
GND 8 21 analog reference
crystal 9 20 VCC
crystal 10 19 digital pin 13
digital pin 5 (PWM) 11 18 digital pin 12
digital pin 6 (PWM) 12 17 digital pin 11 (PWM)
digital pin 7 13 16 digital pin 10 (PWM)
digital pin 8 14 15 digital pin 9 (PWM)

必要な配線

必要な配線についてまとめます。

VCCピン(7番ピン、20番ピン)

VCCピン(7番ピン、20番ピン)は、共通VCCに接続します。

GNDピン(8番ピン、22番ピン)

GNDピン(8番ピン、22番ピン)は、共通GNDに接続します。

RESETピン

RESETピン(1番ピン)は、「信号がない場合にはHighになる」ようにプルアップ抵抗を経由して共通VCCに接続します。

Crystalピン(9番ピン、10番ピン)

Crystalピン(9番ピン、10番ピン)は、発振子と接続、および、22pFコンデンサを経由してGNDに接続します。
Atmega328は、駆動電圧ごとの上限周波数が決まっています。
5V駆動(外部入力として5V接続)の場合は、16MHzの発振子を使用します。
3.3駆動(外部入力として3.3V接続)の場合は、8MHzの発振子を使用します。

最低限の接続例

ブレッドボードの一番下の行を共通VCCとし、下から2行目を共通GNDとする想定です。
ブートローダーを書き込む際、プログラムを書き込む際、外部電源によって駆動する際には、この接続を拡張した回路を組みます。

関連ページ

次項目:ソフトウェアのセットアップ