DeepSleepへの移行とボタン押下による復帰

解説

ESP-WROOM-02には、スリープ機能があります。
ESP-WROOM-02のスリープ機能は、3つのスリープモード(「Modem Sleep」「Light Sleep」「Deep Sleep」)があります。
「Deep Sleep」への移行とボタン押下による復帰についてまとめます。

ESP.deepSleep() 関数で「Deep Sleep」へ移行します。

RESETピンは、HIGH電圧にプルアップしておき、 RESETピンに、LOW電圧が入力されると、「Deep Sleep」から復帰します。

ESP.deepSleep()関数の引数で、復帰までの時間[μ秒]を指定しますが、時間経過では復帰しないようゼロを指定します。
ボタン押下した際にRESETピンにLOW電圧が入力されるように、RESETピンをボタンを経由してGNDに接続します。

部品表

最低限必要なものは「ハードウェアのセットアップ」参照

部品名 数量 商品名 参考価格
LED 1 赤色LED 3mm OSDR3133A 100個350円
100Ω抵抗器 1 カーボン抵抗(炭素皮膜抵抗) 1/6W 100Ω 100本100円
タクトスイッチ 1 タクトスイッチ 1個10円

接続例

RESETピン(15番ピン)をボタンを経由してGNDに接続します。

出力ピンとして、IO13 を使用した場合の接続例

サンプルコード

実行

①5回点灯消灯を繰り返す(10秒間)
②スリープモードへ移行
③ボタン押下によりスリープから復帰し①へ。以降①~③をループ。

ダウンロード

サンプルスケッチファイル