DeepSleepへの移行とタイマーによる復帰
解説
ESP-WROOM-02には、スリープ機能があります。
ESP-WROOM-02のスリープ機能は、3つのスリープモード(「Modem Sleep」「Light Sleep」「Deep Sleep」)があります。
「Deep Sleep」への移行とタイマーによる復帰についてまとめます。
ESP.deepSleep() 関数で「Deep Sleep」へ移行します。
RESETピンは、HIGH電圧にプルアップしておき、 RESETピンに、LOW電圧が入力されると、「Deep Sleep」から復帰します。
ESP.deepSleep()関数の引数で、復帰までの時間[μ秒]を指定します。
「Deep Sleep」へ移行した後、ESP.deepSleep() 関数の引数で指定した時間が経過すると、IO16ピンよりLOW電圧が出力されます。
IO16ピンをRESETピンに接続すると、「Deep Sleep」へ移行した後、ESP.deepSleep()関数の引数で指定した時間経過後、「Deep
Sleep」から復帰します。
部品表
最低限必要なものは「ハードウェアのセットアップ」参照
部品名 | 数量 | 商品名 | 参考価格 |
---|---|---|---|
LED | 1 | 赤色LED 3mm OSDR3133A | 100個350円 |
100Ω抵抗器 | 1 | カーボン抵抗(炭素皮膜抵抗) 1/6W 100Ω | 100本100円 |
接続例
IO16ピン(17番ピン)をRESETピン(15番ピン)に接続します。
出力ピンとして、IO13 を使用した場合の接続例
サンプルコード
実行
①5回点灯消灯を繰り返す(10秒間)
②スリープモードへ移行
③10秒後スリープから復帰し①へ。以降①~③をループ。