05.モデルデータ構造を作る



04.で作成したモデルビューワは、表示するモデルデータを描画関数内で定義していました。

モデルデータ構造を作成し、04.で作成したモデルビューワを、モデルデータ構造データを描画するようにします。

解説

ポリゴン描画にとって効率のよいデータ構造を用意し、このデータ構造のデータを作成し、ポリゴン描画をします。

プロジェクトを開く

04.で作成したモデルビューワプロジェクトを開きます。

モデルデータ構造の作成

「メニュー/プロジェクト/新しい項目の追加」でファイル名「Model.h」のファイルを作成します。

テンプレート:ヘッダーファイル
ファイル名:Model.h
で追加ボタンを押します。

Model.hの内容を以下のようにします。



ビルドし、エラー、警告がないことを確認します。

モデルビューワのレンダラクラスにモデルデータ構造データメンバーの追加

ModelViewerRenderer.h に
#include "Model.h"
および
CModel m_model;
を追加します。



ビルドし、エラー、警告がないことを確認します。

モデルデータ構築処理の追加

モデルビューワのレンダラクラスのコンストラクタにモデルデータ構築処理を追加します。



ビルドし、エラー、警告がないことを確認します。

RenderModel関数の変更

モデルデータ構造データを描画するようにRenderModel関数を変更します。



ビルドし、エラー、警告がないことを確認します。

実行

実行し、04.で作成したモデルビューワプログラムと同じ結果になることを確認します。

実行結果

ダウンロード

ソースファイルダウンロード ( ModelViewerOpenGLWinAPI2015_05_model.zip )

関連ページ

前項目:04.モデルビューワレンダラクラスを作る

次項目:06.モデルデータファイル読み込みを作る