Laravel プロジェクトのデータベースとして MariaDB のデータベースを設定する
Laravel プロジェクトのデータベースとして MariaDBのデータベース を設定する方法を解説します。
解説
データベースの設定の流れは以下です。
- Laravel プロジェクト用の MariaDB のデータベースの作成
- 「.env」ファイルの編集
- マイグレーション
前提
Laravel プロジェクトの作成
Laravel プロジェクトを作成していない場合は、Laravelプロジェクトを作成します。
参考)
Laravel プロジェクトを作成する
これ以降、「hello-laravel」を対象の Laravel プロジェクトとして解説します。
MariaDB のインストール
MariaDB をインストールしていない場合は、MariaDB をインストールします。
参考)
Raspberry Pi に MariaDB をインストールする
データベース設定
作成するデータベースの仕様
今回作成する Laravel プロジェクト用のデータベースの仕様は以下とします。
- ・データベース名
- hello_laravel_db
- ・データベースユーザー名
- hello_laravel_user
- ・データベースユーザーパスワード
- hello_laravel_password
- ・デフォルト文字コード
- utf8mb4
- ・データベース照合順序
- utf8mb4_bin
Laravel プロジェクト用の MariaDB のデータベースの作成
以下のコマンドを実行し、コマンドラインツール「mariadb」でMariaDBサーバーに接続します。
コマンドオプション解説)
- ・-u root
- ユーザー「root」でログインする.
- ・-p
- パスワード入力しログインする。
データベースを作成するコマンドは以下です。
以下のコマンドを実行し、Laravel プロジェクト用の MariaDB のデータベースを作成します。
ユーザーの作成と権限を付与するコマンドは以下です。
以下のコマンドを実行し、ユーザーを作成し権限を付与します。
以下のコマンドを実行し、MariaDBサーバーとの接続を終了します。
プロジェクトディレクトリへ移動
以下のコマンドを実行し、プロジェクトディレクトリに移動します。
「.env」ファイルの編集
以下のコマンドを実行し、プロジェクトディレクトリ直下の「.env」ファイルを開きます。
以下を探します。
以下のように書き換えます。
解説)
- ・DB_CONNECTION
- (変更なし)
- ・DB_HOST
- (変更なし)
- ・DB_PORT
- (変更なし)
- ・DB_DATABASE
- データベース名に書き換える
- ・DB_USERNAME
- データベースユーザー名に書き換える
- ・DB_PASSWORD
- データベースユーザーパスワードに書き換える
「ctrl + o」を押下し、ファイルを上書き保存します。
「ctrl + x」を押下し、ファイルを閉じます。
マイグレーション
以下のコマンドを実行し、マイグレーションを実行します。
関連ページ
Laravel プロジェクトのデータベースとして SQLite3 のデータベースを設定する